かなり久しぶりの投稿です。
昨年1年間、ほぼ稽古できず。
2014年の唯一の稽古といっても良いのが、昨年の昇級・昇段審査会。
それ以来ですので、1年ほど全く稽古をしてませんでした。
まぁ、仕事が忙しいという理由なのですが、私以上に全国を飛び回り、仕事もお忙しい先生がきっちり稽古に出られて指導されているので、言い訳は出来ませんが・・・
合気道の上段者の方々のお話を伺うと、合気道だけでなく、普段の生活も”上手いな~”と
思えることが多々あります。
時間の使い方、人との接し方、仕事への取り組み方、等々。
”一芸に秀でるものは多芸に通ず” という諺が思いつきますが、お話を伺うと、多芸というよりは、合気道の理論や精神を普段の生活に応用している、という感じがします。
特に仕事の面で、人との接し方や、仕事のこなし方等です。
・相手とぶつからず、かわし、制する
なんていう合気道の動きは、そのまま人との接し方や交渉の場面に通ずる感じがします。
・自分が動くことで、相手を動かす
・相手の力を生かし、導く
という考えは、職場の後輩を指導するのと同じように思えます。
また、自分の力だけではなく、周りの力を引き出し、上手く使う、というのは複数の人間が集まり仕事をする、プロジェクトの様な仕事の仕方に通じるように思えます。
・無駄に力をいれない
・視野を広く
・背筋を伸ばし、前を向く。
という基本的な姿勢は、日々の生活での”こうあるべき”に通じる気がします。
上段者の方々は、単に技の形を憶えて動いているのではなく、こういう理論や精神が身についているから、技も、普段の生活も上手なのかな、と思います。
仕事を抱えて残業してた私は・・・・
まだまだ、合気道の精神が身についてない、ということなのでしょう。(^^;)
今月からは稽古に復帰できたので、改めて勉強しなおしします。