2019/03/28

ある日娘がアイルランドに行くと言い出した #7 お友達

学校が始まって2週間。
アドレスを交換するお友達ができたそうな。
相手はスイスから来ている女の子。
男じゃなくてよかった…

でも相手はスイスから複数名で留学に来ているらしく、スイス人グループに日本人が一人、という状況らしい。
皆、普段はドイツ語で話しているらしく、
娘によると
「会話が英語かドイツ語か判らなくて会話ができない」
とのこと。
日本人同士でも友達づくりはなかなか大変なのに、海外で言葉の通じない方と友達になるってのは、かなり大変そう。

頑張れ娘!
ブロンド美女と友達になってくれ〜

2019/03/19

ある日娘がアイルランドに行くと言い出した #6 携帯電話

2019/03/16 

翌日土曜日は学校もなく、お休みとのこと。
そこで、娘は、
 ・リープカード(アイルランド版Suicaみたいなの)
 ・SIMカードの購入
のために、外出したらしい。

リープカードは、近所の雑貨屋みたいなところでも買えるとかで、
まずはリープカードを購入、チャージしてからバスに乗り、
three(イギリス・アイルランドのキャリアらしい)のショップがある
ショッピングモールに行ったとのこと。

購入したSIMを店頭で持っていったSIMフリーのスマホに入れて、
その場で通話確認、無事に携帯が使えるようになったとのこと。
threeのSIMは、クレジット支払いの場合はイギリスやアイルランドで発行された
クレジットカードでないと駄目らしいけど、コンビニとかスーパーでも利用料の支払
が可能(トップアップ)らしい。

Wifiナシでもスマホが使えるようになったので、
Google Mapを見ながら家に帰ったらしい。

通信手段ができるって、結構安心です。



ある日娘がアイルランドに行くと言い出した #5 いきなりパブへ

2019/03/15

アイルランド初日の夜。
同じお家に、同じ学校に通うブラジル人の女性がいるらしく、
初日に
 「飲みに行こう」
と誘われたそうな。
アイルランドといえば、アイリッシュパブか。
・・と思いきや、いきなりクラブに連れて行かれたらしい。
そこでは、若者が飲めや踊れやの大騒ぎ状態。
あんまり騒ぐのが好きではない娘は、連れてこられたは良いものの、
置き引きやスリにあったら嫌だからと、荷物を抱えてシートに座ったままで
1〜2時間ほど過ごしたらしい。
連れてきたブラジル人のコは、勝手に盛り上がって帰る気配もなく、
そこで娘は、
 「先に帰る」
と言ったところ、ブラジル人のコは、
 「あ、そう。私はまだいるから」
とのことだったらしい。
帰り道もわからない娘は、タクシーで帰ったそうな。
その話を翌日聞いて、
 「よく一人で帰れたね〜」
という父と母。
 横で聞いていた息子(弟)は、
 「はじめてのお使いかよ」
と、呆れておりました。
でもね、
知らない土地で、いきなりクラブなんて連れて行かれて、
連れて行ったコに放置され、
なんてこった!って思うような状況。
それで、無事に帰ってこれただけでも、安心します。

娘も学習して、その翌日はブラジル人のコとは外出せず、
夜はホストファミリー(おじいさん・おばあさんらしい)と一緒に
ワインと、お土産で持っていった日本酒を飲んで
お話をして過ごしたそうで。

若い子同士で楽しむのもいいけど、
せっかくホームスティしているんだから、ホストファミリーとも
仲良く過ごすのが良いんじゃないかな。

まずは初日がぶじでなにより。

2019/03/16

ある日娘がアイルランドに行くと言い出した #4 到着初日

2019/03/15 ダブリン到着

現地に到着予定は、現地時間で12:20。日本時間で夜21:20ぐらい。
到着したかどうかは、このサイトで判りました。(ダブリン空港情報)
約20分遅れで到着したらしい。

空港到着後、空港のWifiに繋げられたらしく、娘からWhatsAppでメッセージが。
「着いた!」
「乗り換えできた!」
だそうです。
でも、その後、
「迎えが居ない!」
現地の英語学校に入学予定で、その学校の方が迎えに来るはずなのですが、来ていないようでした。
電話をビデオ通話に変えて様子を見たら、少し半泣き状態。
父:「空港のInformationの人に呼び出してもらったら?」
娘:「わからないって言われた」←英語が通じないらしい。やっぱりか・・・
父:「学校に電話してみたら?」
娘:「公衆電話が見当たらない!」
父:「Informationに、公衆電話の場所を聞いてみたら?」
娘:「聞いたら、「隣の携帯ショップでSIMを買え」って言われた」
  ↑・・なんじゃそりゃ・・・・
・・・かなり焦りました。
SIMカードも、何処のキャリアかわからない使い捨てっぽいヤツなので、無駄になるから買いたくない、との事。
どこかに公衆電話がないか?を探すのに、Google Mapで「ダブリン空港」を検索、拡大表示をしたら、公衆電話がポツンポツンとあることが判明。
公衆電話で英会話学校に電話をしたところ、迎えの方が間違ったターミナルにいることが判明。その後、ようやく出会えたようでした。

#2の通信手段で、国内でSIMを買ってから行くか、現地に着いてから買うか、ですが、今の時代、公衆電話ってのが殆ど見当たらないようです。
なので、緊急時の連絡用として、念の為国内で用意していくほうが良かったかも・・・
と思いました。

その後、学校の方にホームステイ先まで送ってもらい、家についたのが15時すぎぐらい。日本時間では夜12時すぎでした。

娘、お疲れ様。
トラブったけど、無事に着けて良かったです。

・・続く

ある日娘がアイルランドに行くと言い出した #3 海外送金手段

準備のその2として、やっぱり大事なのはお金。
一生懸命バイトしたお金を、現金で持っていくなんてのは、かなり危険。
生活費をどうするか?には、調べてみるといくつか方法がある様子。

1)数日の生活費分+クレジットカードを持っていき、現地の銀行で口座を開設。
  口座が開設されたあとに日本から送金する。
2)デビッドカードを作り、現地ではデビットカードで出金する。

1)の方法は昔からある方法。ですが、送金手数料も時間もかかり、あまりお得ではないです。今は、もっぱら2)の方法が多いようです。

そこで、デビッドカードを作ることに。
海外でのATM利用が可能、かつその際のATM利用料などの手数料が安いカードを探したところ、ネットバンク系のVISAデビッドカードが手数料等も安い感じでした。
ウチではソニー銀行を選び、娘がキャッシュカード兼デビッドカードを作ったのですが、そこで問題。
キャッシュカードを娘が持っていくのは良しとして、その口座に預けた生活費が足りなくなり、送金が必要、となった場合にどうするか?
キャッシュカードは娘が持っていくのでこちらの手元にはありません。なのでATMからの口座入金ができません。他の口座からの口座振替入金しかないのですが、これもまた場合によっては手数料がかかります。
ソニー銀行の場合は、ファミリーカード、というのもある様ですが、調べたところ同居が必須、デビッド機能がつかないので海外での出金には使えない、と判り、娘と私のそれぞれで口座を開設することにしました。
そうすると、万一、お金がなくなって娘に送金する必要が出た場合は、

私の口座に入金 → 銀行内の口座間での振替(手数料無料)→娘の口座に入金

と、各種手数料無料で入金できます。
そして、通常の海外送金と比べても手数料が安く済みそうなのと、口座入金に時間がかからないので、デビッドのほうが役立ちそうです。

・・・というか、”ワーキング”ホリデーなんだから、
 送金とか考えることも無く、ちゃんと働いて稼げよ!
 働かないなら、ワーキングが無い、ただの”ホリデー”じゃねーか
・・・とも思ってみたものの、やっぱり心配です。
親バカでしょうが、念の為、送金可能な手段を選んでおくほうが良いかと思いました。

さて、この選択が効果があったかどうかは、この先判ることと思います。

・・続く

ある日娘がアイルランドに行くと言い出した #2 通信手段の準備

さて、出発前の準備についてどうだったかというと・・
ホームページを、留学、ワーキングホリデー、アイルランド、等のキーワードでひたすら検索。
着替えや日用品もあるけども、やっぱり大事なのがお金や通信手段。
まずは通信手段から。

1.アイルランドではFree WiFiが多いらしい
空港はもちろん、駅や街中、学校にもFreeWifiがあるそうな。
逆に公衆電話が少ないとのこと。まぁ、公衆電話で国際電話なんてお金がかかって大変なので、使わないけど。
当然、実家とアイルランドの間の通信手段は、IP Phone。
調べてみると、Whats Appの利用が多いらしい、とのこと。
まぁ、LINEはアジア圏だけですしね。
そこで、出国前に家族全員がWhats Appをインストール。
国内で試して、家族全員が接続できるようアドレスを登録。
また、アイルランドでは2ヶ月だけホームスティをする予定なのですが、そのホストファミリーの皆様も、WhatsAppユーザーとのことでした。
そこで出発前にホストファミリーの方とWhatsAppでやりとりもできていました。
予めコミュニケーションが取れていると、ちょっと安心です。

2.SIMフリーのスマホを用意
国内で娘が使っていたスマホが、IPhone 6。
IPhone 6SからはSIMロック解除ができるんだけど、6だとNGらしい。
そこで、
・今使っているスマホは解約ではなく休止にする。
・別に、SIMフリーのスマホを購入。
と、2台持ちにさせる。
休止にした今のスマホは、海外では当然ローミングもできないので通話は不能。
ただし、Wifi接続では使用可能となるので、これはWifi専用スマホとして日本とのWhats Appでの通話に使う様にしました。
SIMフリーのスマホ(これはIPhone 7)は、AMAZONで購入。
このスマホはアイルランドに行ってから、SIMを購入して現地での通話用にする。
・・という様に2台のスマホを用意しました。

3.海外用SIMを国内で買うか?
これは迷いました。
イルランドのワーホリ体験記だと、ほとんどの方が現地で購入したようです。
そこで、うちも現地で買うか、となったのですが・・
現地で有名なキャリアは、3(Three)、vodafoneといったところのようです。
ほとんどの方がthreeをおすすめしているようでした。
プリペイド型のSIMで、アイルランド国内だと、ショップに行かずともコンビニとかでも支払いができるようになっているらしくプリペイドだけど意外と便利そう。ただしクレジット決済はイギリスで発行されたクレジットカードのみ、とも書いてありました。なのでニコニコ現金決済オンリーのようです。
私は、国内でvodafoneのSIMを国内で買えるので、先に国内でSIMカードをセットして使えるようにしたほうが良いのでは?とも思ってました。
国内で買えるthreeのSIMは、期限とデータ量が決められていて、決められた期限がきたら使えなくなる物がほとんど。それも1ヶ月、3ヶ月、といった短い期間。
1年もの長期に使えるものが殆どないのですが、vodafoneのSIMは最後に利用してから一年間利用可能、追加でWeb決済でチャージ可能=事実上無期限で使用できる、というものでした。
到着直後に電話連絡をすることもあるかと思い、国内で用意することも考えていたのですが、娘が、「現地で買う」というので、SIMナシの状態で旅立ちました。
(これに関するエピソードはいずれ)

・・続く


ある日娘がアイルランドに行くと言い出した #1

2019/3/14
娘:22歳。今年大学卒業。
子供の頃から我道を突き進むタイプで、親の言うことも聞かない、一度思ったら無謀でも突き進む、わがままというよりは自分の意志を曲げない頑固者。
当然、親との衝突も多々ありましたが、ようやく卒業で独り立ち・・・と思ってたら
4年生なのに、就職活動もしない。
何やってんだか・・と思っていたら、「ワーキングホリデーで海外に行く」
と、言い出したのが去年の1月。

子供がやりたいことはやらせる主義ではあるので、一応は娘の意思を尊重して認めたが、英語は全くできないので、かなり心配。
日本語スタッフが多い学校とか、、知り合いがいる場所なら安心なんだけど・・・
で、何処に行くかと聞くと、行き先はアイルランド。
父 : なんでアイルランドなの?
娘 : 日本人が少ないし、知り合いもいないから、英語の勉強になると思って。
・・・・
いやいや、君の英会話能力だと、日本人がいるほうが安心ではないのか?
それに、誰か知り合いがいるほうが安心できるでしょ?
と、親の心配の真逆を選ぶあたりが、そして無謀に突き進むあたりが娘らしい。
それから一年
しっかりバイトでお金を貯めて、学費に渡航費に当面の生活費を自前で用意。
親に何も援助を求めてこなかったあたり、大人になったなぁ・・とも思う。
そして昨夜。
アイルランドに向けて旅立ちました。
家族だけでなく、高校時代からのお友達もお見送りに来てくれて、
本人も少し嬉しそうな寂しそうな感じでした。

カタール航空で、成田発、ドーハ経由のダブリン行き。
成田→ドーハで12時間、ドーハで3時間ほどの空きがあり、その後ドーハ→ダブリンが8時間ほど。23時間の移動です。

無事に着いてくれ。
その前に、ちゃんとトランジットしてくれ。

と願いつつ見送ってまいりました。
(続く)
#ワーキングホリデー
#アイルランド
#ダブリン