>「畳の力をお借りする」と言う言葉はよく藤田先生が使われている言葉です。他にも「相手の手を
>お借りして、相手の重心を崩す」と言うことも言われます。「お借りして」がキーワードだと思います。
(略)
>丁度2枚の絵を合成すると、 前の足の前で三角の角度ができますよね。結果、 自分の頭は上に
>あがります。これでは下への力ができてきません。 前の足の拇指球の下辺りにテコの原理の
>「コロ」を置きます。 コロから後ろがせり上がり、コロから前の部分は下に沈みます。
(略)という、メールをいただきました。
で、今日は、一教の抑えの際に、実際に説明頂きました。
一教の抑えの際に、自分の頭の位置は真上から見たときに、相手の頭に対し、どこに位置するか?
①相手の頭より前方
②相手の頭の横
③相手の頭より後方(肩側)
で、①になると”頭を使いすぎ”、③だと”使わなさすぎ” ②の位置に持ってくることが第一。
ここで、自分の姿勢について、自分の腰を浮かせるでもなく、背筋を曲げるのでもなく、まっすぐに伸ばした状態、で手もしっかり伸ばす。
ここで、背中に力をいれてしっかり延ばし、腰周りもピンと延ばし、跪坐の指先にもしっかり力をいれると、姿勢は見た目は変わらなくとも、膝の確度が微妙に上がり、相手を押さえつける力がぜんぜん違う。
この状態を、先生が”畳の力を借りる”と表現されていたような・・・
ちょっとした姿勢、力の入れ具合が、技全体を左右する、ということを学びました。
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