2012/01/30

【合気道稽古日記】 2012/01/28 手は触覚

今日は、朝用事があって、二部からの参加。
円明会の稽古は、一部は基本、二部は応用・・というか、テーマ稽古ともいえる、常に稽古の目的というか、先生のメッセージがこめられている。

で、今日の二部の稽古のテーマは、基礎基本の受け。
でも、単に受けの体捌きの稽古じゃない・・・・なんと、”手の接点を感じる”というのがテーマ。

横面打ちの入り身投げ、四方投げ、小手返し、と横面打ちの技が続く。
この横面打ちの捌きをするには、取りと受けとの手の接点を意識しなくてはならない。
受けと接している自分の手をとりに行くことで、受けの手が自然とつかめる。

 目で見て取るのではなく、手で感じて取りに行くこと。

まずは、取りから見た手の接点の重要性を教えて頂いた。

でも、そこで今日の稽古は終わらない。
今日の最大のテーマは、”受けが接点を意識すること”

取りは、技を仕掛けるため、普通に相手の手を意識する。
接点がなくなると、相手の手をとりに行くこともできなくなる。

でも、今日の先生のメッセージは、取りではなく、

”受けの時には相手の手との接点を意識しているか?”
”単に、取りのなされるがままになってないか?”
”攻める気持ちがあれば、受けも相手の手を取りに行こうと、相手との接点を重視するはず。”

ということ。

以前から、三教の受けの場合は、決められた手に体重を乗せることで、取りの動きを感じ、動きについていけるようにしなさい、と常々ご指導いただいている。

でも、今日の稽古でわかったことは、三教だけではなく、全ての技について、

 最初に触れたときと同じ圧力を維持し、自分の手を触覚のようにし、 相手の動きを感じなさい、

ということのようだ。

受けで相手の動きを感じられるようになると、滑らかで柔らかい受けが出来るようになる、

目指す受けの姿は、この僅かな違いで差が出るのか、と目から鱗の稽古でした。

2012/01/08

【合気道稽古日記】 2012/01/07 今年の目標

昨年末は、体育館は使えないは、仕事はバタつくわ・・で、殆ど稽古が出来ずじまい。
年も明けたことですし、今年はみっちりと稽古に励もう!と、新年の目標を。

先ずは昨年の振り返り。
昨年の稽古の中で、S先生のご指導で共通していたことは、”基礎・基本が大事”ということ。
(去年に限ったことではないのですけど)

 背筋を伸ばした姿勢
 足捌き・下半身から動く事
 回転運動(縦・横だけでなく、螺旋) 常に姿勢は半身の形
 ・・・・・

去年は、いろんな形で、こういった基本の至らないところをご指導頂いた。

ということで、今年の目標は、去年の反省から、

 『基礎・基本がしっかり出来るようになること。』

そして、今後二段を目指していく上では、

 『動きの細かいところが雑にならないように』
  ついつい、惰性で動いてしまっている。悪い癖だ。
  しっかり、手・足・目・腰・・・体の細部の動きを意識するようにしよう。

 『無駄な動きをなくして、スムーズに動けるように』
  入身⇒転換・・・と、今まで複数ステップで動いていた動作を、少ないステップで動けるようにして、スムーズに体捌きができるように。そして、自然と技のスピードが増すように。

 『無駄な力を使わない』
   つい、手捌きばかりを気にして、手・腕に力が入っている。
   受けの方を力任せで振り回すような・・・・
   そうではなく、足腰の力を使い、上半身は脱力する、そんな力の使い方を意識してみよう。

沢山、直すべきところは有るけれど、まずは、これらの課題をひとつひとつ直していけるように、
今年も一年、稽古に励みたいと思います。

合気道八千代円明会の皆様

 本年も、どうぞ宜しくお願い致します。m(_ _)m