今日は、朝用事があって、二部からの参加。
円明会の稽古は、一部は基本、二部は応用・・というか、テーマ稽古ともいえる、常に稽古の目的というか、先生のメッセージがこめられている。
で、今日の二部の稽古のテーマは、基礎基本の受け。
でも、単に受けの体捌きの稽古じゃない・・・・なんと、”手の接点を感じる”というのがテーマ。
横面打ちの入り身投げ、四方投げ、小手返し、と横面打ちの技が続く。
この横面打ちの捌きをするには、取りと受けとの手の接点を意識しなくてはならない。
受けと接している自分の手をとりに行くことで、受けの手が自然とつかめる。
目で見て取るのではなく、手で感じて取りに行くこと。
まずは、取りから見た手の接点の重要性を教えて頂いた。
でも、そこで今日の稽古は終わらない。
今日の最大のテーマは、”受けが接点を意識すること”
取りは、技を仕掛けるため、普通に相手の手を意識する。
接点がなくなると、相手の手をとりに行くこともできなくなる。
でも、今日の先生のメッセージは、取りではなく、
”受けの時には相手の手との接点を意識しているか?”
”単に、取りのなされるがままになってないか?”
”攻める気持ちがあれば、受けも相手の手を取りに行こうと、相手との接点を重視するはず。”
ということ。
以前から、三教の受けの場合は、決められた手に体重を乗せることで、取りの動きを感じ、動きについていけるようにしなさい、と常々ご指導いただいている。
でも、今日の稽古でわかったことは、三教だけではなく、全ての技について、
最初に触れたときと同じ圧力を維持し、自分の手を触覚のようにし、 相手の動きを感じなさい、
ということのようだ。
受けで相手の動きを感じられるようになると、滑らかで柔らかい受けが出来るようになる、
目指す受けの姿は、この僅かな違いで差が出るのか、と目から鱗の稽古でした。
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