先週に引き続き、今週の前半は体捌きを中心にした稽古。
体捌きを変えて同じ技を行うとことが、ぱっと出来ずに悩んでいる私を見て、徹底ご指導いただいているのだと思いますが・・・本当にありがたいことです。
よく、演武などでも、体捌きを変えて同じ技を行ったり、取り方を変えて同じ技、または同じとり方で違う技をすることがあるのですが、これが、急に言われるとアタフタして、ぱっと体が動きません。
ついつい、”えーっと・・・・まず、XXXをやって・・・”
・・・悠長に考えようとしてしまいます。
先生曰く、
”技の要素を分解して、整理して、その組み合わせをもう一度考えるといいですよ”
とのこと。
先週も書きましたが、合気道の技は無限大。
では、どれほどの技が考えられるか、一度整理してみます。
1.攻撃/取られ方(12種類)
・正面打ち
・横面打ち
・突き
・後ろ両手首取り
・後ろ両肘取り
・後ろ両肩取り
・後ろ片手取り首締め
・肩取り面打ち
・片手取り
・交差取り
・両手首取り
・片手両手取り
2.姿勢(3種)
・立ち技
・座技
・半身半立ち
3.技の種類(12種)
・一教
・二教
・三教
・四教
・五教
・入身投げ
・四方投げ
・小手返し
・内回転投げ
・外回転投げ
・十字絡み
・その他(天地投げとか・・)
4.体捌き(4種)
・表入身
・表入身転換
・裏入身
・裏入身転換
多分、技のバリエーションとしては、腰投げとか、天地投げ、天秤とかもあって、もっと多くなるのでしょうが、ひとまず上記だけで、
攻撃・取られ方(12種類)×姿勢(3種)×技の種類(12種)×体捌き(4種)
=1,728種類。
ひとつの技、例えば入身投げだけでも、
攻撃方法と技の組み合わせだけでも、12種の入身投げができるはず。
それに、立/座の組み合わせで36種。対捌きを加えて144種の技のバリエーション。
また、同じ取られ方(片手取り)だけでも、12種の技、立/座の組み合わせで36種。対捌きを加えて、これも144種の技のバリエーション。
先生曰く、
”これだけのバリエーションから、たった5種類を選ぶなんて、簡単だと思いませんか?”
ええ、確かに。
でも、これがパッとできるか?
”お風呂に入っているときにでも、イメージトレーニングしましょう”
なるほど。実際にやろうとしたら大変なことになりますよね。
”いえいえ、昔の稽古では、30分間、全く違う動きで入り身投げをし続ける、とかもあったんですよ”
30分間全て違う動きで・・・・?
・・・・ネタが途切れます、いや、それ以前に体力が続かないと・・・
昔よりも稽古がやさしくなっている事に感謝しながら、しっかりイメージトレーニングすることにします。
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