2012/07/11

【合気道稽古日記】2012/07/09 子供との稽古

我が家の長男、子供だけに、大人と違って関節が柔らかい。
憎たらしいことに、長男に二教・三教の固め技をいくらキツメにかけても、平気な顔をしている。
良く見ると、手首の関節がクニャクニャ。
・・・・・柔らかいにもホドがある。これじゃ、極め様がないではないか!
と、思っていたら、S先生。

”子供に技を極めるのと、より大きな体格の人に技を極めるポイントは、実は同じなんです”


・・・子供と、大柄な人とポイントが同じとは??


例えば、三教。

通常、クランクの様に、肩・肘をまげ、手首を体の内側の方向に曲げるのだが・・
関節が柔らかい人の手首を極めても、手首が曲がったりして技が極まらない。
体格のいい人の手首を極めようとしても、今度は手首を捻れない。

で、この場合どうするか。

クランクの様に肘を曲げず、すこし距離を空けて、相手の肘を伸ばし、
腕と手首が真っ直ぐになるようにして、手首を捻る


この方法だと関節が柔らかい人も手首が曲がらず、捻りを加えることができる。
体格の良い人の場合、肘が曲がることで捻りへの抵抗がしやすくなるのに対し、肘を曲げず
肩から肘までが真っ直ぐに伸び手居る状態だと、捻りへの抵抗がしにくくなる。


・・・という事のようで、相手との間合い/肘を伸ばすことが、共通するポイントとのこと。

『子供を相手に、力技でなく、きちんと技をかけられるようにならないとダメですよ』

子供相手・・・と甘く考えておりましたが、反省!

長男に、頭を下げて稽古の相手をしてもらう、一日となりました。

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