仕事やら帰省やらで、気がつくと前回の更新から、丸一ヶ月たってました。イカンイカン・・・
それだけ稽古も休んでいたということで、今日は3週間ぶりの稽古でした。
円明会の稽古は午前中なのですが、今日は朝から気温が高く、午前中&クーラーが効いているとはいえ、それでも道場は暑い。
こんな時は、体を動かす稽古より、頭を使う稽古を多くすることがS先生の優しいところ。
(その代わり、寒い時期は、とことん体を動かしますけど)
今日の一発目は、座技呼吸法について。
座技呼吸法は、恐らく気力の鍛錬いわばトレーニングの一種と言われます。先生は、投げ技・押さえ技や受けのとり方に通じる要素がいくつも含まれているので、基本となる座技呼吸法については大事に、何度も指導されます。
さて、この座技呼吸法の動きについて、今日は新たな発見が。
先生曰く、
”座技呼吸法の動きを、次のイメージでやってみてください”
①前にある箱を横に置く
②大きなボールを転がす
これ、はたから見ると殆ど違いがないが、実際に受けると違いがくっきり。
”置く”イメージだと下方向に力がかかる、転がすイメージだと斜め方向、しかし下向きも方向を感じる。力強く押さえが利くのが置くイメージ、転がすイメージだと少し柔らかい感じがする。
見た目は、ほぼ同じ動作。大げさに違いを意識して体を動かさないと、この違いは判らないと思いますが、このちょっとしたイメージの違いは、受けを取る側からする違いははっきり感じられる。
イメージが動きを左右する、単に体を動かすのではなくイメージを持って稽古に臨むことが重要だということが良くわかる稽古でした。
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