ちなみに、このBlogを書いているのが既に10月。
8月から最近に至るまで、毎回の稽古で重要なテーマを習っており、自分の為に&稽古仲間と共有するために、このBlogを記録するつもりでしたが・・・すっかり更新が遅れてしまいました。
・・・・・ 夏休みの宿題を溜め込んだ小学生の気分です。
さて、8/26の稽古では、もうひとつ重要なテーマが。
”合気道の九分九厘は物理学で説明できます”
円明会の稽古では、イメージなどの感覚的な稽古もありますが、理論的に技を解析し、動きのひとつひとつの意味を理解する、という時間もあります。
そこで、今日の物理の勉強?は、”回転とテコ”
相手を動かすには力が必要、ただ、力勝負をするのは合気道ではありません。
小さな力で相手を動かす、そのためには”梃子(テコ)の原理”を使います。
自分や相手の肩や肘、手首などを支点として力を加える事で、技の中にテコの原理を生かすことができます。
ただ、今回の稽古は、”テコでも動かない?”ような場合に、より効率的に力を使う方法として、
”テコ+回転運度” で相手を導く、というのがテーマ。
イメージで言うと、
テコの動きで、力点に回転運動を加える、というもの。
この場合、右側の力点にかける力と左側の作用点に働く力は、テコだけでなく、右側の回転半径と左側の回転半径の違いによるトルク(回転)も働くことになり、より効率的に相手に力を伝えることができる、というものです。
これを何処で使うか?
今日は、正面打ち一教の裏で、
①相手の正面打ちに対し、相手の肘を支点に、相手の手首を力点、肩を作用点に見立て、
回転&テコの動きで相手の肩を返す。
②相手の裏に回り、同様に相手の肘を支点、相手の手首を力点、肩を作用点にし、相手の
肩を下げるように動かす。
など、いろんなところでこの動きを取り入れた稽古をしてみました。
円の動きが多い合気道。
いろんな技や動きで、この理論は使えそうです。
最後の問題
『合気道は九分九厘、物理学で説明できますが、では残りは?』
これは次週の稽古にて。
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