稽古日記、2週間ぶり。
っていうのも、先週6月13日は、近隣の道場の合同での昇級・昇段審査会があったから。
日曜の道場は、昨年から始めた方が多く、今回、4級の審査を受ける方が多かった。
ちなみに筆者は、稽古日数が不足しているので、審査は次回の予定。
自分の審査がないので、先週は休んでしまったが、見学しにいけばよかった・・・と後悔。
さて、今週の稽古。
梅雨入りしたこともあり、蒸し暑い中の稽古。気温は低かったけど、湿度が高く、汗がとまらない。
場所も、普段の稽古場所が使えず、いつもより狭いところで。
S先生曰く、
狭いときは狭いなりに、暑い時は暑いなりの稽古をしましょう。
ということで、狭いところなので、座技を、
暑いので入り身投げのようなハードな技ではなく、抑え技、基本技の一教、二教、三教をみっちりと。
出来ているつもりでも、基本技はいつも何か間違いや出来ていないところが見つかる。
やっぱり、基本が一番難しい。
昨日は、交差取りの一教での足運びについて、指導いただいた。
まっすぐ相手に進むのではなく、一旦、外側にずれ、それから受けの正中線を目指して進む。
まっすぐ進むとぶつかってしまう。一旦ずれることで、受け側からの圧力を逃すことが重要。
足運びは、くの字になるかんじかな。
わかっていたつもりでも、つい、まっすぐ進んでしまっていた。
これって基本なのになー・・恥ずかしい・・・・(^^;)
湿度のせいだけでなく、汗をかいた一日でした。
2010/06/21
合気道とHowTo研修
筆者は、某SIベンダーに勤務している。
途中、転職を経験し、現在2社目(この業界では珍しくもないが)で、業界歴が20年になる。
そこそこ長く仕事をしているので、自分なりのKnow-Howもある。
経験者にありがちなのが、PMI等の一般的な資格や知識に対し、自身の経験を正として”現実はそんなもんじゃ対応できない” という批判的な見方をすること。
筆者も数年前までは、CMMIだの、PMBOKだのに対し、批判的な見方をしていたのは否めない。
合気道のS先生曰く、合気道の世界でも同じことがあるようで、
長く稽古をし、そこそこの段位になると、自分のやりかたに固執し、自分と違うやり方に対し、批判的になることがあるそうな。
それに対し、S先生は、
・常に初心を忘れず(何も知らなかった頃を忘れず)、常に何かを 学ぶ姿勢が必要
・やり方の違いは個人差。目を向けるべきは、何が同じか?を探すこと。
同じ技の説明でも、指導くださる師範によって、たとえば手は大きく円を描くように、とか、いやいや、まっすぐ刀を振り下ろすように、とか、表現が異なることが良くある。
一見すると違いがあるが、表面には見えないところで、実はどちらも腰が回転している、といった、”違いのない箇所”を見つけて、そこをまねることが重要、との事。
そういう見方をすることで(そうしなければ)、技の本質が理解できる、ということだ。
この考え、前述の仕事における我流KnowHowと汎用KnowHowでも同じことが言える。
我流と汎用のKnowHow、一見すると違いが多いが、本質的に同じ事を目指している、狙っている箇所もよくある。
そこを見出すためにも、汎用的なKnowHowを学ぶことは有益であり、また自身のKnowHowを洗練させるに役立つことだろう。
経験にとらわれず、初心に返って学ぶ姿勢を取り戻せたことは、合気道のおかげかもしれない。
途中、転職を経験し、現在2社目(この業界では珍しくもないが)で、業界歴が20年になる。
そこそこ長く仕事をしているので、自分なりのKnow-Howもある。
経験者にありがちなのが、PMI等の一般的な資格や知識に対し、自身の経験を正として”現実はそんなもんじゃ対応できない” という批判的な見方をすること。
筆者も数年前までは、CMMIだの、PMBOKだのに対し、批判的な見方をしていたのは否めない。
合気道のS先生曰く、合気道の世界でも同じことがあるようで、
長く稽古をし、そこそこの段位になると、自分のやりかたに固執し、自分と違うやり方に対し、批判的になることがあるそうな。
それに対し、S先生は、
・常に初心を忘れず(何も知らなかった頃を忘れず)、常に何かを 学ぶ姿勢が必要
・やり方の違いは個人差。目を向けるべきは、何が同じか?を探すこと。
同じ技の説明でも、指導くださる師範によって、たとえば手は大きく円を描くように、とか、いやいや、まっすぐ刀を振り下ろすように、とか、表現が異なることが良くある。
一見すると違いがあるが、表面には見えないところで、実はどちらも腰が回転している、といった、”違いのない箇所”を見つけて、そこをまねることが重要、との事。
そういう見方をすることで(そうしなければ)、技の本質が理解できる、ということだ。
この考え、前述の仕事における我流KnowHowと汎用KnowHowでも同じことが言える。
我流と汎用のKnowHow、一見すると違いが多いが、本質的に同じ事を目指している、狙っている箇所もよくある。
そこを見出すためにも、汎用的なKnowHowを学ぶことは有益であり、また自身のKnowHowを洗練させるに役立つことだろう。
経験にとらわれず、初心に返って学ぶ姿勢を取り戻せたことは、合気道のおかげかもしれない。
2010/06/07
稽古日記 2010年6月6日(日)
今日も市民体育館で11時から合気道の稽古。
S先生の稽古は、『毎回、”お土産”を見つけてください』 というのが常。
”お土産”というのは、その日の稽古で学んだこと。
ということで、今日のお土産は・・『”受け”の大事さ』
1.『受け』は、攻め。技を掛けられているのではなく、常に相手を攻撃する立場であることを忘れない
2.かといって、力で取りの動きを妨害するような事はしない。
3.取りが動いていないのに、先に受けが動くような事はしない。
纏めると、取りの動きに逆らわず、動きを感じて自然に体を動かす。だけど、攻めの姿勢を忘れない。
攻めの姿勢とは・・・というと、S先生のお話だと、相手の正中線をとりに行く姿勢、って事のようだ。
相手を見る。相手の中心に臍を向ける、多分、つま先も相手に向けようとする姿勢が必要なんだろう。
今日、一番強く指摘されたのが、”惰性で受けることは、せっかくの稽古の時間を無駄にしてる事だ”
・・・っとの事。
取りが動きやすい位置に、受けが自然と動く・・ということを考えて受けると、
自分が取りのときに、受けをどの位置に誘導したらよいかがわかる
なのだそうだ。
なるほど・・・・今日も目から鱗。
S先生の稽古は、『毎回、”お土産”を見つけてください』 というのが常。
”お土産”というのは、その日の稽古で学んだこと。
ということで、今日のお土産は・・『”受け”の大事さ』
1.『受け』は、攻め。技を掛けられているのではなく、常に相手を攻撃する立場であることを忘れない
2.かといって、力で取りの動きを妨害するような事はしない。
3.取りが動いていないのに、先に受けが動くような事はしない。
纏めると、取りの動きに逆らわず、動きを感じて自然に体を動かす。だけど、攻めの姿勢を忘れない。
攻めの姿勢とは・・・というと、S先生のお話だと、相手の正中線をとりに行く姿勢、って事のようだ。
相手を見る。相手の中心に臍を向ける、多分、つま先も相手に向けようとする姿勢が必要なんだろう。
今日、一番強く指摘されたのが、”惰性で受けることは、せっかくの稽古の時間を無駄にしてる事だ”
・・・っとの事。
取りが動きやすい位置に、受けが自然と動く・・ということを考えて受けると、
自分が取りのときに、受けをどの位置に誘導したらよいかがわかる
なのだそうだ。
なるほど・・・・今日も目から鱗。
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