今日は朝からの稽古に、息子と参加。
円明会の稽古は、前半・後半の2部構成。
前半は、基本・基礎を確認し、後半は確認した基本を技に行かす稽古をしています。
そして、今日の基本テーマは、立ち位置・足捌き。
先生曰く、
”合気道がうまくなりたいなら、足捌きがきっちりできるようになること”
これは、毎回のように言われます。
技を学ぶとき、ついつい、手の動きにばかり目が行ってしまいます。ところが、いざ技をかけようとして上半身だけで捌こうとすると、全く技が効かない、技が効かないどころか、技の形がおかしい、といろんな問題を引き起こします。
今日は、足捌きの前に、まずは立ち位置の確認から。
先週描いた絵をご覧になっていた様子で、”あの絵はおかしいですよ”
あれれ?何が・・・
よくよく先生のお手本を見ると、確かに間違ってました。
先週の説明で描いたのが①。これは、”みゃんさん、間違ってますよ”とのご指摘。
今日、あらためて基本から説明を。
・合気道は、常に△(三角)の立ち位置。<表三角(②-1)、裏三角(②-2)>
・前足に対し、後ろ足が直角になる、というのが基本”
・ただ、②-1、②-2の形で前足をまっすぐに向けると、へその向く方向が斜め前になり、正面を向かない(↑の方向)になってしまう。
そこで、前足、後ろ足をそれぞれ開く (③のイメージ)
③は、②-1の表三角を、少し左に確度をずらしたもの。
この姿勢をとることで、へそを正面に向けることができるようになる。
たった、これだけの違いが、実はその後の動きに大きく影響してくる。
”足捌きが上達の要になる”
ということは、 姿勢、方向がずれていると、力のベクトルがまっすぐ相手に向かない、力が生かされない、結果として技が効かない・間違った形を覚えてしまう、ということをご指摘されたのだろう、と理解しました。
基礎、基本は、決して初心者向け、という意味ではなく、”最も重要な事”なのでしょう。
慣れてくると、つい忘れがちな基礎・基本。
ちゃんと、振り返り、正しくできていることを確認することが出来た、有意義な稽古でした。
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