今日の上級向けの稽古は五教。
今までは、武器取りの稽古のときだけで、ほとんど稽古してませんでした。、
昇段試験の為だけに、一夜漬けのように稽古していました。
で、なんとなく、五教っぽい形にはなっていたのですが・・・
今日はそんな五教を、基礎からみっちり稽古しました。
正面うちの五教で、振り下ろしてくる相手の肘を制して、手首を取る。
今日の稽古は、その後、どうやって相手を崩す?というもの。
一教の様な動きをすると、相手を崩そうとしたとき、ついつい、肘・手首の極めが緩くなってしまう。
受けの方が合わせてくれたら、それなりの形になるのですが、其れは八百長。
緩んでいる=技が利いていない ので、緩んだ時点で相手は崩れないし、反撃されるのです。
先生に受けを取ってもらったところ、見事に反撃されました・・・・
先生曰く、
一教の動きをちゃんと理解していると、五教の違いがわかり、五教がきちんとできるのです。
との事。
一教は、相手の肘を曲げ、曲げた肘を回転させることで相手を崩す。
五教は、相手の肘・腕を極めた状態を崩さず、相手の腕を伸ばした状態を維持して崩す。
この違いが重要なポイント、との事。
この点を理解できていないと、
一教では、相手の腕が伸びきった状態で崩そうとし、
五教では、相手の肘を伸ばした状態を維持せずに崩そうとして、緩む。
と、どちらも、それなりの形になんだけど、実は技が利いていない、となってしまいます。
一教、二教等の押さえ技は、基礎の基礎。
初心者のころから何度も稽古しているので、ついつい出来ている気になっていましたが、一つ一つの技をじっくり見直すと、
なんとなく出来ていたようで、実は出来ていない
という、問題が良くわかりました。
やはり、基礎がしっかりできるようにならないと、いけません。
また、機会があれば、しっかり稽古したいです。
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