2013/11/26

【合気道稽古日記】2013/11/24 なんとなく出来てたようで実は出来ていなかった五教

今日の上級向けの稽古は五教。

今までは、武器取りの稽古のときだけで、ほとんど稽古してませんでした。、
昇段試験の為だけに、一夜漬けのように稽古していました。

で、なんとなく、五教っぽい形にはなっていたのですが・・・

今日はそんな五教を、基礎からみっちり稽古しました。

正面うちの五教で、振り下ろしてくる相手の肘を制して、手首を取る。

今日の稽古は、その後、どうやって相手を崩す?というもの。

一教の様な動きをすると、相手を崩そうとしたとき、ついつい、肘・手首の極めが緩くなってしまう。
受けの方が合わせてくれたら、それなりの形になるのですが、其れは八百長。
緩んでいる=技が利いていない ので、緩んだ時点で相手は崩れないし、反撃されるのです。

先生に受けを取ってもらったところ、見事に反撃されました・・・・

先生曰く、

 一教の動きをちゃんと理解していると、五教の違いがわかり、五教がきちんとできるのです。

との事。

一教は、相手の肘を曲げ、曲げた肘を回転させることで相手を崩す。
五教は、相手の肘・腕を極めた状態を崩さず、相手の腕を伸ばした状態を維持して崩す。

この違いが重要なポイント、との事。

この点を理解できていないと、

一教では、相手の腕が伸びきった状態で崩そうとし、
五教では、相手の肘を伸ばした状態を維持せずに崩そうとして、緩む。

と、どちらも、それなりの形になんだけど、実は技が利いていない、となってしまいます。

一教、二教等の押さえ技は、基礎の基礎。

初心者のころから何度も稽古しているので、ついつい出来ている気になっていましたが、一つ一つの技をじっくり見直すと、

 なんとなく出来ていたようで、実は出来ていない

という、問題が良くわかりました。

やはり、基礎がしっかりできるようにならないと、いけません。

また、機会があれば、しっかり稽古したいです。


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